12.【トチノキ一族 : Family of Horse Chestnut 】
1.撮影場所と対象
1)昭和記念公園南側:トチノキ
2)有楽町駅西側: ベニバナトチノキ
3)東京都中央区銀座マロニエ通り:マロニエまたはトチノキ(*)とベニバナトチノキ
4)日比谷公園(祝田門付近):マロニエ
5)東京都薬用植物園:マロニエ(八重)とベニバナトチノキ(トチノキもあります) 
6)小石川植物園(柴田記念館横):アカバナトチノキ(矮性種)
7)新宿御苑(モミジ山の塀側):マロニエ、トチノキ(母と子の森にもあります)、ベニバナトチノキ
8)広島市平和通り:トチノキ(ベニバナトチノキも植わっているそうです)

2.特徴
1)トチノキ
花:白色(クリーム色)
葉:周辺は滑らか
実:殻の表面は滑らかでトゲが無い。アク抜きをしないと食べれません。
  故事【朝三暮四】でサルに与える実、〔「列子(黄帝)」などに見える故事。狙(そ)公(=猿回し)が猿にトチの実を朝に三つ、暮れに四つ与えると言ったら猿が怒り出したので、朝に四つ暮れに三つやると言ったところ猿が喜んだというもの。狙公橡(とち)を賦(くば)る〕
(1)表面的な相違や利害にとらわれて結果が同じになることに気づかぬこと。
(2)うまい言葉で人をだますこと。
(3)命をつなぐだけの生活。生計 

2)ベニバナトチノキ(マロニエとアメリカアカバナトチノキとの交配種)
花:紅色
葉:周辺は突起がある。
実:殻の表面には小さなトゲがある。
3)マロニエ
花:白色
葉:トチノキより小ぶり
実:殻の表面にはトゲがある

3.東京都中央区銀座マロニエ通の街路樹について
 マロニエまたはトチノキ(*)と紅色の花を咲かせるベニバナトチノキ(アカマロニエ?)が約半分づつ混在しています。
2006年5月25日現在マロニエまたはトチノキ(*)が35本、ベニバナトチノキが36本、合計71本です。
(*)のトチノキとマロニエの区別について:
葉が大振りで実の殻にはトゲがないので、トチノキと確認できます。木肌がベニバナトチノキと同様に黒味を帯び、大振りの葉が無いものが1本あり、マロニエではないかと思つていましたが、?。


トチノキ実の鈴なり

広島市平和大通り 2008.8.16

トチノキ(昭和記念公園南側街路樹)

2006.5.14

2006.5.14

2006.5.14

2006.5.14

2006.5.14

2006.5.14

2006.5.14

天狗の団扇2006.5.14

2006.5.14天狗のウチワ

2006.7.15栃の実

2006.6.16

2006.8.5

2006.8.5

2006.8.26

殻が3枚、種子が1個

アクを抜かないと食べれない

たまに種子が2個 2006.8.26

稀に?種子が3個 2006.8.30

種子が4個!!2006.9.2 

中央:殻が4枚(種子2個)2006.9.2

殻が4枚種子が2個 2006.9.2

芽が出てきました。2007.4.7

2007.4.15

2006.10.28

2006.10.28

2007.2.11冬

冬芽

粘着物に覆われています

2007.2.12

内部も 粘着物に保護されています

 

芽が出てきました。2007.4.8

2007.4.8

つぼみ 2007.4.8

 2007.4.15

ベニバナトチノキ(マロニエとアメリアカアカバナトチノキとの交配種)

JR有楽町駅西側 2004.2.4

2004.5.13

2004.5.13

2004.5.13

2004.5.7

2004.5.6

2004.5.16 まれに着果していますが、実るまでにはなりません。

ここから銀座マロニエ通り

マロニエ(セイヨウトチノキ)

ベニバナトチノキ(アカマロニエ?)


2006.5.9

2006.5.9

2005.5.13

2006.5.9

2007.4.23 トチノキの白い花(*)

2007.4.29

2007.5.5 トチノキの白い花(*)

2007.5.5

ベニバナトチノキの実。2006.9.3

殻の表面に、微かにトゲが見えます。2006.9.3

*:トゲが無いで栃の実です 2006.9.3

2006.9.3

マロニエ通りの剪定 2006.10.15

2006.10.15

ベニバナトチノキの実 2006.10.15

2006.10.15 小さなトゲがあります

種子が2個のもあります 2006.10.15

種子はダルマを連想させます 2006.10.15

東京都薬用植物園(ベニバナトチノキ)既に落葉しています。 2006.9.16

季節はずれの新芽と花が咲いています。  2006.10.22

ここから日比谷公園のマロニエ(セイヨウトチノキ、ウマグリ)

種子はアクが強く、そのままでは食べれません。

2007.4.23

つぼみ 2007.4.18

マロニエの花 2007.4.29

2007.4.29

2007.5.5

2007.5.5

2007.5.10

2007.5.10

マロニエの実 2006.9.9

殻にはトゲがあります。2006.9.9

2006.9.9

2006.9.11

2006.9.11殻は3枚

2006.10.1種子は通常1個、たまに2個

2006.10.7

2006.10.1

ここから新宿御苑(モミジ山、塀側)   樹勢は自然の状態に近く樹高があります。

『左奥:マロニエ』『左前:トチノキ』『右:ベニバナトチノキ』千駄ヶ谷駅から(新宿御苑まで200m

マロニエ

2007.4.29

2007.5.5

2007.5.5

トチノキ

2007.5.5

2007.5.5

ベニバナトチノキ


2007.5.5

ここから東京都薬用植物園

マロニエ(セイヨウトチノキ)

葉が小さい2007.5.26

2007.5.26

八重 2007.5.27

2005.5.27

ここから小石川植物園

アカバナトチノキ(矮性種)

柴田記念館横 2007.4.28

2007.4.28

2007.4.28

2007.5.5

2007.5.5
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